自分が関わったことで変化が生まれる
~合同会社セブンスターズ~
第1話:「生きづらさへの気付き」
田代 貴之(たしろ たかゆき)は、大学院を卒業後、企業の素材開発者として14年のキャリアを積んでいた。
ある日、生きづらさを感じている若者と出会った。田代自身、15歳からアルバイトで学費を稼いだ苦労人。彼の姿が、かつての自分と重なった。
田代:「親の支援を受けられない若者の自立の道を手助けするには——。そうだ、住まいだ!まずは不動産業を学ぼう。」彼は新たな道を歩むことを決意する。
第2話:「挑戦の始まり」
2015年9月、田代はついに不動産業を開業した。
ほかの不動産会社にない強みは、若者に特化した不動産賃貸の相談に応えられることだ。審査が通りにくいという入居希望者の悩みを、田代の人柄で次々に解決していく。
そして田代は、若者の自立支援を応援するシェアハウスまで作ってしまった。
初めての入居者受け入れの日、田代は一人一人に励ましの言葉をかけながら、真新しい部屋の鍵を大切に握らせた。
田代:「住所が決まったからには、もう心配はいらない。次は仕事を探していこう。困ったことがあったらいつでも相談していいんだよ。」
入居者:「はい、実はもう、働きたい店が決まってるんです。明日にでも、履歴書を持って行きます!」
第3話:「共に歩む仲間」
合同会社セブンスターズの社員の多くは、20代の若者たち。彼らはそれぞれの夢を持ちながら、田代の理念に共感して集まった。
今日は、恒例の読書の振り返りを話し合う時間だ。
社員A:「自分の弱い部分をどうやって補えばいいか、この本を読んでわかりました。」
社員B:「仕事だけでなく、自分の将来のことも考えられる、読書タイムが好きです。」
田代は、社員たちの言葉に耳を傾けながら、ますます教育に力を注ごうと思った。
第4話:「誰もがいきいきと暮らす」
田代の挑戦は、若者向けシェアハウスにとどまらない。シニア・障がい者が安心して住むことのできる共同住宅も運営するようになった。
入居者A:「住まいが借りられないという、最初のつまずきを解消できました!」
入居者B:「家族の合意が得られて、こうして自立できています!」
入居者C:「ひとり暮らしなんてできないかな、と諦めていたけど、共同住宅で夢がかなった!」
入居者D:「生活に必要なお金がわかるから、生活の備えができて安心です!」
人の力になれる。自分が関わったことでその変化がわかることが楽しい。
田代と若いスタッフたちは、入居者の成長ぶりを見てお互い笑みを浮かべた。
次回予告:「家だけでは終わらない」
合同会社セブンスターズは、徐々に賃貸物件を増やしていくが、次第に新たな課題に直面する。入居者の就労支援が必要だと感じた田代は、地域の若者支援団体との連携を模索し始める――。
企業理念
挑戦的な活動を通じて社会の発展に貢献し、
全ての人が夢や希望を抱ける社会をつくる!
企業のビジョン
孤独・孤立のない活力ある幸せな社会!
それを目指し活力のある幸せな社会をつくります!
Info基本情報
社名 | 合同会社セブンスターズ |
業種 | 不動産 |
創業年月日 | 2015年9月1日 |
代表者氏名 | 田代貴之 |
本社所在地 | 〒615-8073 京都市西京区桂野里町1番地7 |
社員数 | 2人 |
代表者生年月日 | 1981年9月29日 |
会社HP | https://sevenstars-kyoto.com/index.html/ |
Info代表者経歴
1981年生まれ/大阪堺市出身。幼少期、両親の離婚により行政の支援を受ける生活を経験。15歳からアルバイトを続け、大学院卒業後、企業の素材開発者として14年従事。同時に不動産業を開始し、自分と同じように社会的な生きづらさを抱えた若者への住宅支援を志す。現在10棟120室の賃貸物件を提供・運営。
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